OUR WORKS 電気設備施工管理について

電気設備施工管理とは

西部電気建設では、さまざまな建物で電気設備の施工管理を行っています。

電気設備とは、私たちの生活を支える電気の安定供給になくてはならないものです。オフィスビルはもちろん、病院や学校、研究所や工場、体育館やスタジアム、みなさんがよく利用するショッピングモールなど、あらゆる建物に電気設備は必要です。建物がきちんとその役目を果たすように、専門の技能と技術で命を吹き込むのが私たちの使命です。

施工管理の仕事は、施主やゼネコンなどお客さまから依頼を受けて、建物の用途に応じた最適な電気設備を提案することから始まります。設備の仕様が決定すると、建築現場に出向いて協力会社のスタッフを監督・作業指揮します。現場着工から完成までの工程・安全・労務・資材・品質管理などを行い、工事を円滑に進めていくディレクターのような役割です。

仕事全体の流れ

  • 01

    営業・設計

    建築物をつくるためには、その概要と詳細を示す設計図が必要です。お客さまのニーズを営業がしっかりとヒアリング、利便性と維持管理の良さを考慮して提案を実施、図面上に具現化していきます。

  • 02

    見積・受注

    完成した設計図をもとに、その建築物の電気設備工事の見積を行います。お客さまの要望を予算内で満たすために、変更点や改善点を社内で各担当者が協議し、図面の内容を変更していきます。

  • 03

    設計計画・着工

    設計図に応じた積算を提出し、物件の受注が決定すると、施工担当者へその設計図面が引き継がれます。施工担当者は、施工上の問題点や注意事項を着工前に検討し、施工計画を立案していきます。

  • 04

    施工管理

    施工現場では、お客さま・設計管理者・建築業者との定期的な打ち合わせを行います。設計図を基に施工に向けた詳細を決定するとともに、工程ごとの安全管理・品質管理を徹底していきます。

  • 05

    引渡・保守

    施工の完了後は、各試験や仕上げを行いお客さまへと引き渡します。建物を利用する上での注意事項や機器の利用方法の取り扱いを通じて、建物を末永く利用していただけるよう配慮します。

電気設備施工管理の流れ

  • 主に社内・施工現場
  • お客さま(施主・設計者)との打ち合わせ
  • 設計図の理解と検討
    お客さまからの設計図を読み込み理解することで、問題点や不明点、改善点などを抽出します。
    施工計画の作成
    工事をする手順や方法などを具体的に決めて、計画書としてまとめます。
    施工図の作成
    お客さまとの打ち合わせにより決定したことを反映させて、設計図を基に、実際に工事するために詳細で具体的な図面を作成します。
  • 主に施工現場
  • 協業会社・協力会社との打ち合わせ
  • 現場にて施工指示
    実際に、現場で作業にあたる協業会社、協力会社のスタッフに施工図を渡し、施工方法を詳しく説明するとともに、進捗状況を管理します。
    現場チェック
    施工期間はおおよそ1年から3年程度となります。工事の進み具合を把握するとともに、施工図通りにできあがっているかのチェックリスト作成や、工事写真を撮影し整理するなどして、日々チェックするのは大切な業務です。
    試運転チェック
    施工が完了した時点で、施工図通りに照明やコンセントが配置され、正常に点灯するかなどの機能試験を行います。
    完成検査
    施主や設計者、官公庁などから、それぞれ定められた検査を受けます。